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VHS 幻の女 ファントムレディ (1983) 沢田和美 中野顕彰 安藤庄平鈴木耕一 一色伸幸 石堂淑朗 浦山桐郎 野坂昭如 日活にっかつロマンポルノの商品情報

VHS 幻の女 ファントムレディ (1983) 沢田和美 中野顕彰 安藤庄平鈴木耕一 一色伸幸 石堂淑朗 浦山桐郎 野坂昭如 日活にっかつロマンポルノはYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でwf-VVdpCGdAmCによって出品され、23件の入札を集めて7月 20日 22時28分に落札されました。この商品が含まれているその他はビデオの下にあるカテゴリです。VHS、幻の女、ファントムレディ、(1983)、沢田和美、中野顕彰、安藤庄平鈴木耕一、一色伸幸、石堂淑朗、浦山桐郎、野坂昭如、日活にっかつロマンポルノなどのタグの付けられた商品です。
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出品者情報 |評価コメント

  • 出品者
    wf-VVdpCGdAmC
  • 総合評価
    33
  • 出品者地域
    佐賀県

商品説明

ついに手に入れてしまった。幻の湖とか色々あるけれど
幻の女というタイトル通り滅多に見かけない幻のアダルトビデオではないのか。野坂昭如ファンとしては是非一度は見ておきたかった
ポルノ映画のエキスパート、かつて愛読していた「惚れたといったら嘘になる恋といったら笑うだろ」という個人の方の映画ブログで存在を知りました
高円寺オービスという、これまたかつて存在していたマニアックすぎる品揃えを誇った夢のような伝説の個人レンタルビデオ店(一度だけ入店したことがある)で取り扱われていて、
余談だがその高円寺オービスの店主は近年亡くなったそうだから合掌(Auvissを想う vol.1 | SPINNER 新しいweb上のコミュニケーション&マガジン https://www.spiral.tokyo/spinner/article/series/liberte/1240/index.html
当時の私の金欠状況は常軌を逸していたから、いつでも見れるからと思っているうちに、その高円寺オービスも閉店してしまい
もう二度と見れないのだろうなと思っていたら、駿河屋でベータビデオが信じられないほど良心的な価格で売られているのを見かけ
でもベータ再生機なんて持ってねえズラしと逡巡しているうちに誰かに買われてしまい、いよいよもう二度と見られないのだろうと思ったら
ヤフオクで出品されているのを見かけて、これが最後のチャンスだと思い、ついに購入に踏み切った。
このビデオを知る発端になったブログ記事が書かれたのが2008年8月ごろで約16年もの歳月が流れたわけだから
その16年前に生まれた子どもだったらとっくにチン毛もマン毛もボーボーになっていたり、とっくに男や女の味を知っている時だろうに
私は今もこうしてシコっているで この世はもうじきおしまいだ赤ん坊作るにゃ遅すぎるどなたの唄やら子守唄.極楽極楽ねむの里
で、肝心のビデオの内容ですが、沢田和美の濡れ場が爆エロだったのは良かったのですが、バックに野坂昭如の陰気な歌がダビングされていて
せっかく元気になったモノがその歌で中和されてしぼんでいって萎えていった。沢田和美のパイパイは2024年に見ても色褪せない。
30分に濃縮された野坂なつみじゃなくて昭如ワールド 生と性と死のイメージの反復
death & rebirth 死んだらどうなる 死生観 純文学からアダルトビデオの世界に転進であってもやはり火垂るの墓の原作者の面目躍如
映画通としても知られる村上龍ドラゴンも映像化を惹起させる視覚的な小説を書くことで知られているが、実際に映画監督に豊穣なイメージ乖離貧相
例えばコインロッカーベイビーズを読んだときの、昭和歌謡全集を読んだときの、これが万が一原文に忠実に実写化されたらとんでもねぇなこれは!
それが実作者の手によるものであっても実際に映像化された途端に陳腐なイメージに成り下がってしまう現象を味わったものだが
ワーオ、ヲレも野坂昭如から多大な影響を受けたフォロワーの一人ではあるが(@w荒
私も10代のころは野坂昭如の本はよく借りていた。内容は何一つ覚えていないが、とくにあの分厚い野坂昭如コレクション4冊、
何度も手にとっては返却期限までに最後まで読み通すことも理解もままならなかったものの、無理やり読んだ印象としては
あの浪曲風の流れるような文体、体言止めが多用される文体は今でも焼きついているし憧れている
そういえば原一男監督がテレビドキュメンタリーのために浦山桐郎監督の関係者に取材した分厚い本にも
野坂昭如のインタビューが収録されていて、この「幻の女」の撮影の顛末について触れられていたな~
なんか沢田和美という変な女が出ていてとか
なんとかしてこの映像を永久保存したい でもYoutubeなんかにアップロードしてしまったら即削除だろうから
野坂昭如の歌謡冥界譚〜『幻の女 ファントムレディー』 - 惚れたといったら嘘になる恋といったら笑うだろ
https://migime.hatenadiary.org/entry/20080811/p1

2008-08-11

 野坂昭如の歌謡冥界譚〜『幻の女 ファントムレディー』

映画
『幻の女 ファントムレディー』とは1983年にオフィス中野製作で発売された30分ほどのアダルトビデオのことで、いやアダルトビデオと言っても、これは野坂昭如が監督・主演・歌を全部をやった、野坂の、野坂による、野坂のためのビデオで、その内容を一言で言うならば「歌謡冥界譚・野坂昭如ワンマンショー!」 という感じでしょうか。
とにかくこのビデオはスタッフ陣が物凄くて、まず企画が中野顕彰、監修に浦山桐郎、脚本が石堂淑朗、撮影が安藤庄平と鈴木耕一、主演女優に沢田和美と、名前を並べただけで眩暈がしてきそうな錚々たる人材を揃えたのにもかかわらず、それが作品にまったく反映されていないという意味で、野坂昭如のデスカラー一色のモンビ(モンドビデオ)としての評価を不動のものとしています。挿入された野坂の歌(「ヴァージン・ブルース」 「黒の子守唄」 「男坂・女坂」 「花ざかりの森」 「かもめの3/4」 「おんじょろ節」)はどれも素晴らしいものの、反面、その作品の脱力感は、ちょっと気を抜くとほんとにあの世へ誘われてしまいそうな危険性を孕んでいます。このモンビは、あ ぶ な い !

ちなみに簡単にあらすじなどを書いてみますと、ある男(瀬川芳一)は精子バンクに通う精子提供者、男は童貞であるが、いままで提供した精子はもう三人もの女を妊娠させている、それを軽く自負する男の本末転倒の妙。その精子バンクに精子をもらいに来た女(沢田和美)はその男を見た瞬間、その男の名前でない名前で呼びかける。”人違いですよ…”と困惑を隠せない男だが、”バンクからではなく、あなたから直接(精子を)もらいたくなった”と言う女の言葉に、また女の不思議な魔性に抗うすべもなく、男は女のセックスの奴隷となっていく。そんな二人の前に突如前触れなしに現れる謎の男、それは死神である。死神は男が寝ている隙に女をどこかへ連れ去ってしまう。女が消えたことに悲観する男だが、女の素性を調べていくうちに、実は女は四十年前に自殺して死んだ女だとを知る。女が忘れられぬ男は、女が自殺した場所へと向かう、その男の前にまた女は現れた。彼女は幽霊だったのだ。彼女は四十年前、婚約者がおりながら戦争のため結ばれなかった、そのことに絶望して自殺した女、その婚約者にそっくりだったのが、精子バンクの男だったのである。四十年前に果たせなかったことを果たすべく、女はバンクの男と祝言をあげ結ばれる。が、またそこに現れるのが死神で、死神は死者をあの世へ連れ戻さなければならぬ役目、女はまた連れ去られ、男は独りそこに取り残されるのであった…。
とまあそんな感じですけど、その死神を演じたのが、もちろん我らが野坂昭如なのであります!そんなわけで今日の一言。デスノートがなんぼのもんじゃい!死神ならば、野坂の前に野坂なし、野坂の後にも野坂なし!こっちはデスビデオじゃい!
そんな『幻の女 ファントムレディー』は、冥界歌謡AVであるとともに、死神譚の金字塔でもありましたとさ。
一枚目:野坂昭如監督作品のAVタイトル
二枚目:死神野坂、初登場シーン。この顔色の悪さと不敵な笑み、イカす…。
三枚目:女を連れ去るべく、飲み屋に侵入する死神。山高帽に着物という恰好から一転、何故かタキシード。さらに顔色が青い。頭上の銀紙みたいのはなんだか謎。
四枚目:劇中唯一、死神メイクじゃない野坂。仲見世(?)をゆったり歩きながら「花ざかりの森」を雰囲気だして歌いあげる超唐突なシーン。話の筋とは全く関係ないので、ただ野坂が歌いたかっただけだろう。
五枚目:ギャグのような野坂の顔色の悪さ、ここに極めり!死神メイクはこうでなければいけません。
六枚目:ラストの女連れ去りシーン。モーターボートを運転して、どこかに去るのか死神野坂。これはもう、つげ義春の『ねじ式』だ!
死神ステゴロ伝説 渚地獄送り!
migime 15年前


(2024年 7月 16日 18時 37分 追加)
なんとも夢のあるストーリー。精子ドーナーをしていたらエキゾチックエロチックジャパンセクシー女優の沢田和美の騎乗位を存分に味わうことになる。ニヒルに徹する役者・野坂昭如はまるで内田裕也のようだ。僕ちんの汁限りではこのビデオしか野坂昭如の役者経験は(野坂昭如役としてはあったかもしれないが、ああルフィの手下じゃないほうの藤田トシヤ監督のバージンブルースに出ていたかあ)アクターとしての野坂昭如をもっと見てみたかったような。ギャグすれすれの顔色の悪さの死神役を演技していない。絵巻物として過不足なく描写される骨餓身峠死人葛。

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