官能劇画家つつみ進の直筆画稿 初期(昭和)作品 漫画エロトピアデラックス「ルージュの挑発」活版全32頁揃っています。刷り出しはありませんはYahoo!オークション(旧ヤフオク!)でPr-jWBq85WP0Teによって出品され、6件の入札を集めて2月 14日 21時00分に落札されました。この商品が含まれている漫画ネタは男性向けの下にあるカテゴリです。官能劇画家つつみ進の直筆画稿、初期(昭和)作品、漫画エロトピアデラックス、ルージュの挑発、活版全32頁揃っています、刷り出しはありませんなどのタグの付けられた商品です。
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魔改造 フィギュア
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同人誌
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高額イラスト
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アニメ テレカ
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ランジェリー
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- 落札価格:
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34,000円
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- サイト:
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Yahoo!オークション(旧ヤフオク!)
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- 残り時間:
- 終了
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- 入札件数:
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6
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- 開始価格
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23,000 円
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- 数量
- 1
- 商品状態
- 傷や汚れあり
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- 開始日時
- 2月 12日 01時00分~
- 終了日時
- 2月 14日 21時00分
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- オークションID
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t1081591263
出品者情報
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- 出品者
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Pr-jWBq85WP0Te
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- 総合評価
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81
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- 出品者地域
- 神奈川県
■商品説明
官能劇画家つつみ進の直筆描き下ろし画稿 初期(昭和)作品 漫画エロトピアDX/デラックス「ルージュの挑発」活版全32頁揃っています。初出掲載誌 漫画エロトピアデラックス。刷り出し 探しましたが見付かりませんでした。
初出掲載誌ワニマガジン社(KK ベストセラーズ) 漫画エロトピアデラックス 1987年昭和62年頃。発行年月日不明です。タイトル「ルージュの挑発」つつみ進。
1970年代後半からの三流劇画ムーブメントに乗り、量産されたエロ漫画です。
高度成長経済の只中、一方で爆弾テロが頻発するような時代背景に、虚無感、孤立感を深める「シラケ世代」をつつみ進は見詰めていました。
今日のコミュニケーション障害や、ニートとは違った意味で、同世代異性間のコミュ障や、「2次コン」「ロリコン」等の造語も生まれていた時代です。この頃のつつみ進の作品は、描線も硬く、キャラクターもまだ立ち上がっていません。試行錯誤を繰り返し、「やむにやまれぬ思い」で描かれた、稚拙で暗く、暴力的な作品ばかりでした。
おどろおどろしく キッチュで毒のある作品を描こうとしていました。
アシスタント経験の無かったつつみは、コマ割り、ストーリー、構図など、それまでのエロ漫画にはない、新しくオリジナルな作風を模索しています。
デビューして間もない頃に描かれたものは、アシスタントもおらず、コピー機なども普及していなかった為、旧作品を壊しながら、やっとの思いで入稿したものばかりです。まともに前へ進めるような状態ではありませんでした。
切り貼りし流用したため、全頁が揃う作品は殆どありません。
技術も身に付かず、遅筆で無水カフェインのアンプル液を飲みながら徹夜が続きました。締め切りの重圧に追われながら、ただやみくもに白い画面を埋めていました。
編集者の書き込み、旧作品からの流用 埋め込み、接着剤の変色、汚れ、折れ、ネーム(写植)の欠落、経年劣化による傷みなどヴィンテージと考えて下さい。
複製原画(?)や印刷物には決して無い、直筆描き下ろし画稿のアウラ唯一無二 オーラ霊気 リアリティー作者のこだわり 試行錯誤 筆致 トーンワーク等を評価して頂けたらと思います。
返却された旧稿を整理しながら 本人が出品しています。梱包材料の再利用など、ご容赦下さい。
傷みの酷い原稿について手直しすることもありますが初期に描かれた作品の多くは紙が弱く修復は殆ど不可能です。ご了承下さい。
ひとこと
ストーリーは バーチャルリアリティに先行するテーマで、主人公がTV画面の内と外をトンネル効果でワープします……。
32頁という枚数でどんなストーリーに挑戦出来るかと悩むばかりで 時間だけがどんどんと過ぎていきました。いつもながら締め切り日を延ばせるだけ延ばして頂きました。
当時 山崎氏(現ワニマガジン社 社長)に担当して頂いていましたが、なんと最終締め切り日と山崎氏の結婚式が重なっていたことに気付き、徹夜続きの現場が 輪を掛けて修羅場となってしまいました。鉛筆描きの下絵にペンが追いつかず、体力的にも限界でした……。山崎氏もいよいよ困り果てて……結婚式(落ちるかどうかギリギリの締め切り日)の前日 彼は 助っ人に なんと!大先輩の前田俊夫先生を仕事場に連れて来られました。人物の線をアシスタントにはお願い出来ません。
実は…この作品のところどころに前田先生のシャープなペンが走っています。皆さんにはお解りかも知れませんね。先生にはこの場を借りてお礼を言わせて頂きます。そのせつは、本当にありがとうございましたm(__)m。
徹夜が明けて山崎氏は印刷所へ。校了を済ませるとそのまま式場 へ駆けつけました。前田先生と僕も東名を飛ばしてなんとか式に間に合い 出席することが出来ました。
余談ですが…能條先生と同席でした。
原稿を整えながら、今になって つくづく どの作品も一人の仕事ではあり得なかった、と猛省しきりです。
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