当時のピンク映画の熱気を物語る
伝説のピンク映画情報誌ズームアップセルフ
ネットでいくら検索をかけても出てこない貴重情報ばかりで
今では見ることができない映画への憧憬が深まるばかりだ
表紙を飾るは哀川翔の奥さん青地公美
初出演作「女子大生の基礎知識 ANO ANO」は残念ながら表に出てきません
エロ雑誌なのに深水三章のインタビューで始まるシブさ
あとキャリア最晩年の山科ゆりの貴重なインタビュー
あと松田政男著作集は一体いつになったら刊行されるのか
実験映画で知られる山崎幹夫と同一人物と思われる人の熱い評論もありーのアマチュア時代の西岡琢也の熱い投稿もありーの
「聖女地獄絵図」吉田さより(後の風祭ゆき)の紹介記事もありーの
つい先日逝った久保新二の記事もありーの
ブチャイクな女優の嬉しくない全く無反応でチンピクしないグラビアもありーの
石石混合の東活映画・大蔵映画の解説文など映画の内容に一切触れずに無関係な事柄で字数を埋めていて
見るだけでも退屈で一苦労なのに解説も書かなきゃいけない、ピンク映画評論家・鈴木義昭の知られざる腐心が伺え
井筒監督の「女教師 覗かれた暴行現場」の解説にあまりなっていない解説もありーの
ピンク映画まで押さえているヒカシュー李覇周の巻上公一の記事まで揃っちゃってるよキミィ!
当時のピンク映画に異常な愛情を注いでいた当時の編集者と観客はどこに行ってしまったの~
これだけ多くのピンク映画が封切られては忘れ去られフィルムがジャンクされた現状が嘆かわしい