昔懐かしのピンク映画です。カナザワ映画祭(?)というイベントで上映されて好評だったとのことですが
もちろん私は見逃して、もう一生見られないんだろうなと諦めていたころにビデオテープを入手できました。
そんな私が一番セックスしたい女は村島未悠。歯茎職人だがスピリッツ最新号をローソンで買ってヌ・き・ま・く・る・ぞーーー(鉄男のラスト風)
ヒロインの岡田きよみはケバケバしい濃すぎるメイクでどこかドラァグクイーンの雰囲気です
いつか新宿国際名画座で見たピンク映画「痴漢バス バックもオーライ」の出演女優(長谷川かおり名義)でもありました。
透き通る色白で程良い大きさの美乳で良い意味で白痴美で松本小雪に似ていなくもないし
川上麻衣子(余談ですが今月開催のたけお映画祭で会えるので散々オカズにしてきた私は実物を拝めるチャンス)に似ていなくもない
男と駆け落ちするんだけど、上京して妊娠が発覚した途端に捨てられて堕胎。水商売で刹那的な日々を送っていたヒロインが
初対面では優しいオジサンに出会うんだけど、それが輪をかけてどうしようもない男だったので逃げて信州の温泉街で芸者として身を立てる
若松プロ映画の常連男優の吉澤健(吉沢健)が出ていてイケオジなんだけど、これがどうしようもないヤク中を演じている
刹那的に売春を続けるヒロインに「自分を大切にしろよ」と男前なセリフを吐くが、優しいのは最初だけでドラッグをやったり
ヒロインにクリームパイして妊娠が発覚した途端、早速他のナオンと二股かけたり、クスリをやったり暴力を振るったり
もうこんな生活イヤ!と別れを切り出してもストリップ劇場兼温泉宿まで追い回してきたり、奥田瑛二に似たスタイルでようやっとる
「龍三と七人の子分たち」ではかつて若松プロに出入りしたりしていた北野武の映画に出演していたりしていた。
86年当時の信州ロック座の貴重な公演の模様や楽屋風景もフィルムに収められている。このあたりがザ・異色ドキュメントですね。やはり新しい景色は永遠に留まるものではなくやがては失われていくものなので絶対に映像として残しておくべきだ。
全体的にピンク映画の持つ不健全さといかがわしさが漂う。ヒロインを演じた岡田きよみに過去最大のギャラが支払われたとのことだが
そもそもピンク女優の出演料の相場がいくらなのかも分からない。ネズラに出演した時の桜庭あつこのギャラが10万円。
タカさんクラスの誰もが知っているAV男優でもギャラは1日10万程度だったらしいし。プレイベートでのSEXとAVでのSEXに違いはありますか?