これに10,000円払った勇者もいるんですね。でも当時はアダルトメディアの大飢饉だったから仕方がありません。
イラン映画の検閲ほど酷くはないけれども、それにしても酷すぎる編集が施されていて、作品に対する冒涜に等しい。
それでもピンク映画界のクロサワこと渡辺護のスマートで的確な演出の片鱗は伺えます。
幼少期に今では原版そのものが失われた伊藤大輔監督の幻の映画を浴びるように見て育ったという。
わずかな緊縛場面、もはや風格さえ感じられる大迫力で見ごたえがあります。丘ナオミも一瞬だけ出ています。
宮崎あすかのいかにも素朴な田舎娘が時折見せる恥じらいと煽情的な表情、あぁ、グッとくる。かくいう私もド田舎暮らし。
死ぬまでに完全版が見たいです。どなたか本編を見たという方がいましたらご一報くさい。
冒頭の後ろからパイパイを揉まれている女性は日活ロマンポルノの名女優として知られる宮下順子でしょうか。