解説
御存知"未亡人下宿"シリーズ第3弾!!
好評に次ぐ好評で今回も橘雪子嬢が
下宿人をくわえ込んでアヘアヘの大熱艶!
内容
未亡人カツは、秋田君の大学卒業祝いに
彼を寝室に誘いお別れの儀式の真只中。
秋田君はイクまいとこらえるが
精力絶倫のママさんには
とうていかなわず、すぐに発射!
一方、下宿の住人荒木一郎は
モデルになって下さいと云っては
女の子を自分の部屋に連れ込んで
ビニ本のアルバイトに静を出す毎日
それをのぞき見る尾崎と高橋は
モデル嬢のうすいパンティーからすけて見える毛と
ワレメちゃんに興奮してマスかき合戦の大騒ぎ!
ママ役の橘雪子と尾崎君役の久保新二が出た最後の未亡人下宿ではないか。シリーズを重ねすぎたせいで
Can't Touch This 倦怠期です。マンネリ~マンズリパワーダウンが残念ですが、これ以降の未亡人下宿シリーズのつまらなさといったら!
雰囲気としては打ち切り間際の笑っていいとも!を思い出させる感じですが、尾崎君とママとその他大勢の最後の勇姿を目に焼き付けたい!
若者のセンズリ離れ、当時の学生に映画館イベントや学祭早稲田祭などで熱狂的に迎え入れられた未亡人下宿シリーズではあったが
どんなブームも飽きられるのが宿命。またすき焼きだすき焼きだかよ~またセンズリかいなと飽きられたに違いない
笑っていいとも!の構成作家の高平哲郎が脚本に参加しているが、これ以降は山本晋也もテレビ業界に進出し映画から離れてしまった
確か久保新二が先駆けて東宝映画「トラブルマン笑うと殺すゾ」でメジャー進出していたのを妬んでいた部分もあったそうな
関係ないけど滝田洋二郎のデビュー作「痴漢女教師」ではアリスの坂崎幸之助が音楽を担当していたけど、どんな音楽が鳴ってたか忘れた
関係ないけど滝田洋二郎はまだメジャー進出前に筑紫哲也の新人類インタビューというのを受けていますね。
関係ないけど滝田洋二郎のピンク映画を内田裕也が偶然ピンク映画館が見たのが「コミック雑誌なんかいらない!」で監督に起用した
きっかけだというけれど、ちょっと出来すぎた話だと思う。評判を前から聞いていて起用したのではないか。さては南京玉すだれ 関係ないけど面白いから歌ってる
本作では所ジョージ(拓大除籍)が山本晋也監督の下落合焼きとりムービーの流れかどうかは知らないけれども友情出演していて久保新二と竹村祐佳(後に久保と結婚離婚)のカラミの最中に所ジョージのオールナイトニッポンの公開収録をオッパジメルモ
久保新二のジェリー・ルイス顔負けの凄まじいアドリブにさっすがの便所ジョージほどの大御所であっても(当時は売り出し中ではあったが)タジタジになっているのが面白い
師走の80年12月26日に公開された映画なので、その時期に合わせて見ればお正月気分が味わえていいのではないか。ジェームズ・ウッズもネトウヨ!ジョン・ヴォイトもネトウヨ!クリント・イーストウッドは戦争に行ってないネトウヨ!
ともかく山本晋也と久保新二と橘雪子とその他のレギュラーあっての未亡人下宿シリーズだと再認識させられたな。