山本貴嗣・本人によります出品です。
その昔OVA化され劇場公開もされました『最終教師』(併映はなんとあの『銀河英雄伝説』!)ですが
人とゴキブリの遺伝子をかけ合わせた悪の改造教師・最終教師こと茶羽顔八と、
女番長(死語)白鳥雛子の対決を描くものでした。
雛子を助けるクモ人間科学者の狩魔無礼とともに、無事に最終教師を打倒した雛子でしたが、これはその未発表の続編(構想だけで終わりました)の展開を、大判色紙に描き下ろしたものです。
その展開とは
●女番長・白鳥雛子打倒の策を練る最終教師は、一計を案じ、雛子を捕えて遺伝子改造を施します。
ジガバチなど一部のハチがクモを捕えて毒液を注射し巣に運ぶことをヒントに、雛子をハチ人間に改造、
クモ人間の狩魔を倒させる(催眠状態にして本能的に攻撃させる)作戦。
ただ、それだと雛子が生き残ってしまうため、ミツバチの遺伝子も混ぜ合わせることで、共倒れを狙う作戦です。
ミツバチの毒針は、人などを刺すとうまく抜くことができず、毒袋とともに針がちぎれて死んでしまうことを応用、雛子と狩魔の両方を倒す計略です(最近見た動物ドキュメンタリーで実は蜜蜂は自分が死なないように注意深く針を人体から抜く個体もいる、というのがありました。しかしこれは30年以上昔の構想なのであしからずご了承くださいw)。
などという外道な展開を構想しましたが、あいにく作品化の機会はないまま今日に至りました。
このまま時の彼方に埋もれさせるのは、悔しいので、一つ形にしておくかと、このたび描き下ろしました。
え?このまま雛子死ぬの?と思われるかもしれませんが、次の展開も考えてはございますのでご安心ください。
40×40cmの大判色紙です。
山本貴嗣本人の出品ですのでまごうかたなき真作ですが、ヤフオクのルールにのっとり「万一贋作の場合のみ、返品返金に応じさせていただきます」と書いておきます。どうぞよろしくお願いいたします♪