山本貴嗣本人によります出品です。
●女刑事『弾(アモウ)』シリーズ(全5巻)の4巻34話の納品プリントアウトB4納品原稿全16枚
と編集部で作業に使った雑誌サイズの印刷物のセットです。
プリントアウト納品原稿というのは、手描き原画ではありませんが、手描き原画をパソコンにスキャンしてデジタル仕上げを施したあとプリントアウトし、それに一部トーンを貼ったりして完成させ、編集部に納品したもので、雑誌に印刷された画像の元になった原稿です。
編集さんが貼り付けたセリフの文字や、ページによっては上の隅に掲載誌のロゴなどが貼り込まれている、世界でこれ一つの品です。(完成直前のデジタルデータを今プリントアウトしても当時と同じトーンはもう入手不可能だったり、仮にあっても完全に同じ位置に貼ることは無理なのです)
ちなみに、この次の回、35話の納品原稿には写植などの文字はいっさい貼られていません。おそらく編集部がデジタルを導入してデジタルフォントを活用するようになり、昔ながらの写植を使わなくなったのでしょう。これはそういう出版界の過渡期の歴史的原稿の一つではないかと推察されます。
今回出品に際し、今の日付のサインを金色のボールペンで各ページの端っこに手描きで入れてあります。
この回のゲラのような雑誌サイズの印刷物(編集部で作業に使った物)も、返却封筒に入っていましたので、それも付けました。
18年も昔、2004年の品で、多少の経年劣化はございます。あしからずご了承ください。
実は、もう放出できる原画もそろそろ底をついたと思っていました年明け、昔お世話になった編集長様より連絡があり『弾(アモウ)』の末尾2巻分(4~5巻あたり)くらいと『俊平1/50』の納品プリントアウト原画が戻ってきました。思ってもみなかったサプライズで、今後順次出品していきたいと思います。
山本貴嗣本人による出品ですので、まちがいなく真作ですが、一応ヤフオクルールに乗っとり「万一贋作だった場合のみ返品返金に応じます」と書いておきます;
どうぞよろしくお願いいたします。
(2022年 6月 24日 4時 26分 追加)
「納品プリントアウト納品原稿」→「プリントアウト納品原稿」 うっかり「納品」を二回書いてしまいました、私のうっかりミスです。
一度出品した記事は後から勝手に書き直せませんので、お詫びと共に訂正させていただきます。申し訳ありません。