遂に見つけた日本のAV黎明期というか日本のAV創世記の最初期の1本
まだ今の工業製品のようなAVではなく
AVという名称もなくて、大型ビデオカメラでの生撮りと呼んでいた時代の話
スタッフもどうしたらいいのか分からない状態
撮り方もフォーマットも定まっていなかった時代の産物ですね
いまの濡れ場一辺倒というか濡れ場偏重のAVと違って
なぜ俺がAVなんかやらなきゃいけねえんだよ
本当は映画が作りたかったんだよと言わんばかりの
芸術気取りのひとりよがりな主張のKUSOドラマ
決して褒められた出来栄えではないが、AVの祖先ということで資料的価値しかないし
スタッフキャストが手探り手探りで未知の領域に挑んでいく感じが伝わってきてスリリング
ピンク映画の延長線上でその道の女優がたくさん出てきます さすがに本番はしてないかと
監督も誰だか分かりませんがどうせピンク映画出身っしょ
名前を出す覚悟がなかったら監督なんかやめちまえと思うが